10月 バンビだより
やっと暑さがやわらいで、ほっとできるようになりました。
このいい時期に今年もバンビまつりが行われ、しあわせなことだなあとしみじみ感じます。原稿を書いている時点ではまだ準備段階ですが、ずっと昔(!?)に行っていた「もちつき」が復活するなど、新しい取り組みもあって楽しみです。
保育園は地域の財産ですからこのような活動で地域とのきずなを強め、よりいっそう地域に根付いた保育施設になりたいとおもっています。
また保護者のみなさまには、バンビまつりでも率先してご協力いただきありがとうございました。「子連れなら前日のお手伝いできますよ」とか「パパがはりきってます!」とありがたいお言葉をたくさんいただきました。楽しく参加していただけていたらうれしいです。
ある日のこと。朝から「外にいきたい」と訴えて泣いている子がいました。
担任は新しく入室したばかりのお友だちに目を向けなくてはいけず、「それならば」と施設長の出番。ふたりで外にでたのですが、しばらくは「あっちがいい」「こっちはいや」と訴え続けていました。
その後、目の前の駐車場のなかにちょっとお邪魔して柿の実を見学。落ちているものを見つけ、そのあと樹になっているのを見上げ、「みんなにお土産にする?」ときくとすっかり泣き止んで「うん!」といって部屋にかえってきました。
「そとにいきたい」と言っても、普段ならまだ外に行く時間でないことは、本人もわかっているのです。でもわかっているけどどうしても言いたい時もあるのですよね。
そのときに「できない」と伝えるのも悪くはないと思います。大人にだってどうしても応えてあげられないときもありますから…。
でもこのときは「担任以外のおとなでよければ行ける」という選択肢もありました。わたしたちは「こう」と決めつけてしまうのではなく「ではこういうやり方はどう?」と柔軟に判断して、できるだけ子どもたちの気持ちに丁寧に寄り添っていきたいなあと思っています。
その子にとって柿を拾ってきたことはその日の一大イベントだったようで、夕方になってもよ~く覚えていて、お母さんが帰ってきたときにすぐさま駐車場を指差して教えていました。
「みんなをみんなで見守る保育」それこそ集団生活のよさ!!!わたしにとっても忘れられない、楽しい出来事になりました。
<せほれんバザー、おわりました>
10月2日(日)毎年恒例の「せほれんバザー」が行われました。
参加してくださった方、品物を提供してくださった方、ありがとうございました。
売上など詳細はまたお知らせします!
<拡大懇談会があります>
11月26日(土)の「バンビ保育室拡大懇談会」では「劇団風の子」で活動をされている大森靖枝さんを講師にお招きすることが決まっています。
1歳児になりきったら天下一品!の大森さんの演技。思わずふきだしてしまうほどですよ。
子どもとの遊び方や接し方、「子どもってそんなふうにものごとを感じているんだなあ」なんてことを楽しく教えていただけると思います。
お忙しいとは思いますが、ぜひ参加していただきますよう、今から調整しておいてくださいね!
地域の方で参加したい方は、3428-4757 バンビ保育室 までお電話ください。
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