12月 バンビだより
11月25日には楽しいパパママ会を開催していただき、ありがとうございました。
実際につくってみて、また食べてみて、いかがでしたか?「これなら家でも作れそう」と感想をくださった方もいました。
12月9日には拡大懇談会『じょうぶな子どもをつくる基本食』の講演があります。子どもたちが喜んでパクパク食べる食事を、短時間で、気楽に作ることができたらいいですよね。そのうえ子どもが元気に育つのだからいうことなし!手間はかけずに愛情をかける方法がよくわかるとおもいますので、ぜひ、ご家族できいてくださいね。
お弁当の日をはじめ、外での活動が楽しくできた11月。どんぐりや松ぼっくり、紅葉した葉を探しにたっぷり外へとでかけました。「子どもは風の子」とはよくいったもので、おとながだいぶ涼しくなってきたと感じても子どもたちはへっちゃらです。半袖で歩いていると「寒くないの?」と近所の方に声をかけられ、「あついでーす」と答えて驚かれることもありました。
見学に来て「ほんとに薄着ですね~」と感心されて帰る方も多いです。これだけエネルギーを燃やして遊んでいれば、風邪も寄ってこないのでは?と思いたくなります。
わたしが保育士になったとき、職場の園長に繰り返し聞かされたのは「昔は赤ちゃんが生まれるとすぐ、お産婆さんが寒い外までわざわざ連れて行った。それで寒さを感じることで丈夫に育ったものなのよ」という話でした。また、心理学の話で「ずっと過不足・ストレスのない暖かさの部屋で満たされた状態でいても、ほとんど情報を得られないまま過ごすと、人格が破壊されてしまう」という実験の結果がでたそうです。(感覚遮断実験 1952)
やはり体とこころの健康のためには、寒い中、刺激をたくさん受けながら散歩をして遊ぶのが大切なのですね。
これから、さらに寒さは増しますしきっと風邪も流行しますが、「軽くかかって長引かない」を目標に、年を追うごとに強くなっていけばいいなと思います。
いよいよ今年も最後の1か月です。うれしいパーティーやプレゼントも、過剰になると疲れてしまうのが子どもたちだと思います。一方おとなはせかせかと気ぜわしくなりがちですが、あえていつもよりテンポをゆっくりして話したり、ひたすら子どもに付き合う1日(できなければ半日でも…)を計画したり、できるところから子どものペースを大切にしてもらえればと思います。子どもたちへのなによりのプレゼントになると思いますよ!
みんな元気に、楽しく新しい年を迎えることができますように!
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