9月 バンビだより
猛烈な暑さも少しずつやわらぎ、普通の暑さになってきました。お休みが取れた方は少しでもゆっくりできたでしょうか?お休みのない方も多く、本当にお疲れ様です。
バンビの子どもたちは朝に夕にとできる限り水遊びをし、夏ならではの体験をたっぷりしてきました。
0歳さんの沐浴は主に玄関先や沐浴台で行います。おけやたらいにぬるま湯を張り、支えられて座るとすっかりくつろいだ表情。座るのがじょうずになるとさらに余裕ができて、おけに浸ったまま水面をぴちゃぴちゃ叩いたりしてごきげんです。
もう歩けるようになった0歳と1歳児クラスは一緒に南側通路での水遊びを体験しました。違いがよくわかる月齢ですから、はじめは「ここはどこ~?!」というように不安気だった子も、何度も行くうちに「あ、みずであそべるんだな」とわかって自分からおもちゃを取りに向かうようになりました。少しずつ、水深も深く…プールの出入りで手を貸していたのを見守るだけに…とするようにしていくと、ときどきおっとっと、とよろめきながらもプールに入りたい一心でできることが次々に増えていきます。
1歳児の高月齢のお友だちはプールに入れるとなると目の色が変わります。きゃっきゃと笑い声をあげながら水の感触を全身で感じ、ダイナミックに遊ぶ姿は本当に幸せそうで、こちらまで笑ってしまいます。あおむけになるように浮かした体をおとなが支えて、水の中をそっとゆらゆら揺らすと、とても気持ちがよかったようで何度も「やって」とリクエストされました。水の中で脱力ができるほどリラックスしていたのでしょうね。
2歳児になると顔に水がかかったらいやだ、などいろいろ複雑な思いもでてくるようです。でもひとたびプールに入ってしまえばビニールプールに3人で横にならんで浸かったり、水鉄砲を巧みに使いこなしたり、「そーれ」なんて言っておとなに水をかけて反応を確かめたり、水しぶきがかかっても気にならないくらい楽しんでいるんですよ。
水遊びの効果はなにより気持ちがいい、リラックスできる、はしゃぎたくなる、と「こころが解放されること」だと思っています。
そのうえいろいろな形に変わり、流れ、たまり、落ち、乾く水は、興味を深める対象にもぴったり。誰が触れても害がなく、皮膚を自然と鍛えることにもなり大切な遊びです。
9月にはいるとプールでの水遊びの機会は減ってしまうかもしれませんが、泥遊び、砂遊び、泥水遊びにとこの夏の経験を生かしてますます元気に遊んでいきたいと思います!
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