11月 バンビだより
10月はバンビまつりに多数の方に参加していただきありがとうございました。お陰様で売り上げは114,690円でした。それだけでなく地域の方にも来てもらえたり、参加した方に「楽しかった」といってもらえたことが本当によかったな、と思います。
先日日常でよくある風景に出会いました。
1歳児のAちゃんは「にゅ~~~!」と言いながら、同じく1歳児のBちゃんは「ぎゃ~~~!」ふたりともつかみかからんばかりの勢いでけんかを始めました。
そばに行ってAちゃんに「中に入りたかったの?」ときくと「うん」と素直。「じゃあ『いれて』ってきいてみようか?」と提案すると「いーれーて」と言えます。
今度はBちゃんの方を向いて「『いーれーて』だって。どう?」ときくと眉根を寄せて明らかに不機嫌に「ん~~」とうなります。
「そっか、今はいやなの?じゃあ後でならいい?」もう一度きくと、やはり「ん~~~」と不満気。
わたし「いやなんだね。じゃあ『あさって』ならいい?」
急に「あさって」と言われて考えたBちゃん、それならいいかと思ったようで「いいよ~」とあっさり立ち上がって自分のいたところを譲ってくれました。
「ほら、いいって。よかったね~」とAちゃんに言うと、うれしそうに場所を換わってもらいました。
ところがどいてくれたBちゃんがすぐに「かーわってー」と言い始め、あら、今換わったばっかりなのにどうかしら?と思いつつみていたら、なんと「いいよー」とすぐに立ち上がって換わってくれたではありませんか。
ふたりともにこにこ、交代するのを楽しむかのようにやり取りを続けたのでした。
1歳児のうちはまだまだ思いよりも言葉が足りなくて、体を使ってなんとか要求をぶつけようとします。
でもそこにおとなが言葉を添えると、「わかってもらえた」「そうそう、そういいたかったの」と冷静になれるのですね。そして言葉・気持ちが通じる嬉しさを感じ、結末を自分で決めることができると、お友だちといることがとっても楽しくなるのだと思います。
一朝一夕で言葉でのやりとりができるようになるわけではないですが、こんなエピソードからもわかるように、毎日少しづつやり取りの仕方を覚えている子どもたちです。
今年度も後半に入り、ますます子ども集団が成長できる時期だと思っています。
みんなでたっぷり散歩に行って、あーでもないこーでもないとけんかもいっぱいしていきたいです!
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