1月 バンビだより
2019年、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
お休みの間、いつもとは違う経験をたくさんした子もいるでしょう。病気で結局どこにも行けなかった…ということも子どもの年齢が低いうちはよくあることですね。お仕事だった方は、年末年始もお疲れさまでした。みんな今年も元気に過ごせますように。
昨年は初めてバンビ保育室に看護学校の学生さんの実習を受け入れ、7月から12月までの期間、1日に2人ずつ実習生が来ていました。地域のさまざまな方にいろんな視点で関わってもらえるということは、子どもたちにとって大きなプラスだと思っています。だから実習生とのふれあいはありがたいなあとこちらが感謝したいくらいなのに、学生のみなさんが「本当に元気な子たちで、楽しかった」「のびのびしている子たちを見たら保育士の仕事もいいなあと思った」などと感想をくださって、ますますよかったと感じました。
なかでも、ある実習生が一緒に公園に行った時のこと。その日も蛇口をあけて水遊びを楽しむ子どもたちを見て「水がもったいない」と意見をくださる地域の方がいたそうです。そのとき、側にいた実習生がすぐに「申し訳ありません」と職員同様に謝ってくれ、その場を和やかにいなしてくださったというのです。もし『自分は職員ではないから』と実習生が無責任な態度をとっていたら…そうとは知らない地域の方は不快な思いをしたままになってしまったかもしれません。「自分のこと」として責任感をもって受け止めたその学生さんは、専門性の高い仕事を目指す人として、すばらしいなと尊敬しました。
そんな実習生さんたちと過ごすことができた子どもたちは幸せだなと感じます。「たくさんの人の手を借りて育った子は優しい子になる」という言葉があるそうです。ということはバンビの子どもたちは優しい子に育つこと請け合いです!
保護者のみなさんも実習の受け入れについてご理解いただき、ありがとうございました。
また12月は保育参観も行いました。我が子の、親がいないときの様子はなかなかみることができないので、楽しんで(!?)いただけたかと思います。感想に「(生後)2か月半で入園しましたが、集団生活のすばらしさを今日、ひしひしと感じました」と書いてくださった方がいて、子どもは子どもの世界で育ちあう、ということを実感してくださったんだなあと思ってうれしかったです。
子どもたちのつながりが大いに発揮される1月から3月。きっと楽しい毎日になると思います。寒さに負けず、たくさん外で遊ぼうね!
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