9月 バンビだより
そろそろ夏も後半戦。バンビ保育室では去年に引き続き、エアコンをうまく使いながらの夏でした。保護者のなかで休みなくお仕事だったみなさん、お疲れ様です。
8月には新園についての話し合いもだいぶ進みました。2021年度4月に開園予定の新しい園の名前は「つむぎ保育園」と決まりました。去年の春に職員はもちろんのこと保護者のみなさんにも案を出していただいて、少しずつ慎重に絞っていった名前です。いよいよ決まってからは園舎の外観イメージを決めたり、クラスの名前の候補をだしたりと、具体的な話もしやすくなるかなと思っています。
新園舎の図面案を玄関に貼り出していますので、感想など寄せてくださいね!
8月に入ってからは暑い日が続き、プールを思い切り楽しめた子どもたちでした。毎年プールを始めたばかりのときは、少しの水しぶきが顔にかかることも許せないとでもいうように大騒ぎの子もいるのですが、今年も数人の子はそうでした。
そんななか、泣いて嫌がることはなくても、静かに困っている子もいます。わたしはどちらかというとそういう子に気を配るようにしています。
今年度の◯ちゃんも、立ち尽くしたままプールサイドで「何をしようか、もう部屋にはいろうか」と考えているようでした。
おもちゃが手に取れるところにあるように環境を整え、あとは本人の気持ちを待ちます。
「せっかくお水があるから、はいってごらん」なんて野暮なことは申しません。そのひとことで信頼関係が壊れてしまうこともあると思うのです。
そして何日か待つうち、そろりそろりとプールに入るようになりました。「すごーい、はいれたね」なんて野暮なことも申しません。
喜びをかみしめるタイプの子には、おおげさに褒めることがプレッシャーになったりすると思っているからです。
そんな風に少しずつプールでの水遊びになれてきた子どもたちは、冷たい水の心地よさを知り、ぬるい水だと物足りなくなります。「つめたくして~」とリクエストがあるので、真水のシャワーにすると大喜びです。こうして肌もこころも知らず知らずのうちに鍛えられたバンビっ子。この冬は元気に過ごせること間違いなしですね!
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