8月 バンビだより

水不足の不安を残したまま梅雨が明けたようです。夏本番ですね!

7月2日に開かれた納涼会には、たくさんの方に参加していただいてありがとうございました。少し前の話しになりますが、改めて御礼申し上げます。

狭い会場なのでご不便をおかけしたと思いますが、なによりミニライブがステキだったこと、そしてみなさんが差し入れてくださって一緒に盛り上げてくれたことがとてもうれしかったです!普段お話ができない保護者同士でお話しできてよかった、という声もありました。会場の事は来年の課題として、また楽しい会をしていきたいと思います。

ところで7月は東京都民にとっては「選挙月間」でした。普段は考えずにすむかもしれませんが「政治に無関心でいられるが、無関係ではいられない」という言葉の通り、私たちの生活に大きく大きく関わってくるものですね。

特に子どもたちは選挙権がないのに、大人の都合に振り回されてしまいがちなことを考えると、大人の責任は重いと思っています。この文章を書いている今はまだ都知事選の結果が出ていませんが、結果、子どもたちにとってよりよい都政になるよう祈っています。

7月のある日のこと、2歳児のAちゃんが小さな声で「ちっちゃいくるまがないの・・・」と伝えてきました。「そうか・・・こまったねえ」。「ではこうしたら?」などといわず、まずはただ気持ちを受け止め、代弁します。それを大人が聞いてくれれば気が済んでさっさと遊びに行ってしまう場合もあるのですが、この日は違いました。これは本気でさがしてるな、と感じ、じっくり聞くことに。

「ちっちゃいくるまって、何色?」

「ん~(悩む)」

「じゃあ、これかな?(とミニカーを見せる)」

「ちがう。これじゃない」

「じゃあ、こっちかな?(と棚の中の車を出す)」

「ちがう」

「そっかあ・・・(もう思いつかない)。じゃあBちゃんにきいてみよう。Bちゃん、Aちゃんが車をさがしてるんだけど、どういうのかしってる?」

「そこにあるよ!」

あっさり教えてくれたのは、無垢の木でできた大きな車!!だから色を聞いた時に悩んでいたのね、と納得。「Aちゃん、あそこにあるって」というと、今までさんざん歩き回っていたところなのに急に目にはいったようで、「うん!!」ととんでいって大事に抱えてきたのでした。

「ちっちゃい」という言葉にこだわってしまい、探せなかった自分と、すぐさまわかって教えてくれたBちゃん。子どもってすごいですよね!とてもかないません。「Bちゃん、ありがとうね。ずっとわからなかったから助かった~」と頭をなでると、Bちゃんも心からうれしそうな笑顔になっていました。やっぱり「子どもの力」を信じてよかった、とつくづく思うできごとでした。

8月はそれぞれにお休みがはいることもありますが、いつもの早寝・早起きを続けていれば体調を崩すことは少ないです。せっかくのお休みだからこそ、早朝の散歩とか普段できないことをしてみるのもいいかもしれませんね!

遠出は大人も子どもも疲れるもの。一説では、大人が思うより3倍は疲れているといいます。

どうしても遠出をする予定であれば、子どもの生活リズムを崩さないように配慮しながら行くといいと思います。楽しいお出かけになりますように!



                      日本の文化をご紹介~和綿(わわた)~

今年、綿の栽培を始めました。そのためにいろいろ調べるうち、綿には「和綿」と「洋綿」があることを知りました。育てているのは「和綿」です。

和綿は雨の多い日本の気候にも合うもので、コットンボールが下向きにはじけるけれど、洋綿では上向きなので雨に濡れてコットンボールが固まってしまうんだとか。

だけど洋綿に較べると実が小さいとか繊維が短いということで手作業でしかあつかえず、ほとんどの農家では洋綿の栽培になってしまっているとのことで、和綿は貴重になっているようです。

びっくりなのは和綿からつくった糸の織物は日本人の肌にあっているとのうわさ…。触ってみたい!秋には収穫ができる…予定です。

人も植物も食べ物も建物も、その土地ならではのよさがつながっていくんですね。

バンビ保育室

世田谷区の保育園、保育所、保育室。東京都世田谷区世田谷にあるバンビ保育室です。 産休明け0歳児~2歳児の保育を行っています。

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