3月　バンビだより

今年度も残りわずか。子どもたちは落ち着いて過ごしています。ときどき起きるトラブルは「ここが自分の気持ちを出せる場所」と感じているからこそなのですよね。

卒園のお友だちのことを考えるとさみしいのはもちろんですが、それを吹き飛ばすくらいに元気に楽しく過ごせたらいいなと思っています。

去る2月3日の豆まきで活躍してくださった、Ｋくんのお父さんから感想をいただきましたので紹介します。

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小さな子どもたちへのデリバリは初体験でしたが、怖がり方も十人十色。逃げまどう子もいれば、フリーズしてしまう子もいましたネ！！驚かせてしまってゴメンね。例年1～2名、恐怖感を引きずる子が出るとの事でしたが、今年は1名、我が子だったのが救いです！？

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ただ怖いだけのものではなく「オニをおいはらって春がくる」という意味付けが、成長するにつれできてくると思っています。無事春を迎える事ができてよかったです。ありがとうございました。

3月のお弁当の日について職員で話し合ったときのことです。予定では「せっかくだから遠くまで行きたい」「いままでどおり、お弁当箱におかずも詰めて持ってきてもらう」と考えていた職員たち。でも何人かのお友だちにアレルギーがあったり、歩くことを前ほど楽しめない子がいたり、一つひとつ今の子どもたちの姿を重ね合わせて考えたときに「近場だって楽しめる」「だったらほかのクラスも合流しよう」「じゃあひよこぐみも行く！」「お弁当箱におかずも詰めるというよりは、おにぎりにしてもらおう」とどんどん楽しい意見がでてきました。

よく「気になる子」といわれる子がいます。でも「気になる」のはどの子も一律にとらえようとするおとなの思いがあるからだと思います。みんながみんなそれぞれ「気になるところ＝個性」をもっていて当たり前、そう思うと「気にならない」し、一人ひとりが生き生きできる集団になる！そんなふうにあらためて考えた職員会議でした。

というわけで詳細は後日お知らせしますが、バンビ全員で思い出作りができそうです！！

「ゆめわかば」より

ちいさなちいさなゆめわかば

どんな花を咲かすのか

ちいさなちいさなゆめわかば

それはぼくらが決めてゆく

バンビのゆめわかばたち、まだまだ楽しみましょうね！！

今年度も本当にありがとうございました。