5月 バンビだより
新年度が始まって1か月。新しい生活に慣れたと思ったら病気にかかるなど、やはり子どもたちにとって大きな変化だったのだと思います。でもおかげさまで、どの子もバンビでの生活が好きで、安心できるものになってきているようです。詳しくは一人ひとりの様子を「バンビ保育室のブログ」で紹介してきましたのでぜひそちらもごらんくださいね。また震災などあったときにブログで状況をお知らせすることができるのでは、とも考えているので、一度はチェックをしていただくといいと思います。(『バンビ保育室のブログ』で検索してみてください)
成長の著しい子どもたちにとって大事なのが「くう、ねる、あそぶ」なのだと思っていますが、順番としては「ねる、あそぶ、くう」だと思います。そしてそれに「だす」も入ったら十分!「もっと寝てほしい」「もっと遊んでほしい」「もっと食べてほしい」などおとなはどんどん志を高くしてしまいがちですが「今日は30分も眠れたね。よかったね」「昨日よりも自分で食べたい意欲がでてきた、すごいね」など、あせらず、毎日の小さな成長を認めていくといいのではと思います。まだ始まったばかりの保育園生活ですから、のんびりいきましょう!
職員が毎月購読している『ちいさいなかま』のなかから、ご紹介したい文章があります。
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園では優等生で、帰宅すると重石がついたように動かない、またはその反対など、場面での子どもの違いが、子育ての悩みを深くしています。~中略~
スマホの充電を考えてみると、まず、バッテリーを使ったら必ず充電が必要になります。そして、充電には時間がかかります。動いているスマホはサボらずまじめに働いてくれるので、テキトーがむずかしい。今や手放せない電子機器は、みなさんの言うことを聞いてくれない子どもたちの姿にそっくりではありませんか?
エネルギッシュに動く子どもにも、たっぷりと充電が必要なのです。家でたっぷりと充電できた子どもは、保育園で100%の力を発揮します。
ちいさいなかま5月号 池添素氏 連載「子どものキモチはどこにある?」より
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お迎えのお母さんの顔をみたとたんに泣き出す子。帰りたがらず走り回って逃げる子。急にぐずぐず上着を着ないとか、靴を履かないとかなんだかんだとすっきりできない子…みんな池添さんのいう「電池切れ」の状態です。
つまり「待ってたよ、楽しく遊んで疲れたから帰ろうよ」というメッセージなんですね。
おとなも疲れる時間帯ですから、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、このメッセージをこころに留めてもらえたら少し楽に考えられるかもしれません。
早く帰って、家事は多少手を抜いて、のんびり充電すれば次の日はまた元気になることも多いと思いますよ。さわやかな5月。楽しく過ごしましょうね!
お知らせしている通り懇談会もあります。(在園児のみの行事です)お忙しいとは思いますが、ご参加お待ちしています!
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