7月 バンビだより

6月20日ころから発熱する子が増え心配しましたが、1日で熱が下がった子も多く「さすがバンビっ子!」と感心してしまいました。

いよいよ夏本番になります。しっかり汗をかいて、その汗を流したり拭いたりしてすっきりし、水分を補うという基本を大切にして健康な体を作っていきたいです。

16日に参加した世田谷区の研修は、これから目指す保育が、わたしたちのしてきた保育でいいのだと改めて確認できた会でした。どんな保育かというと「身体を使うこと、大好き!」「自分で考えること、大好き!」「人とかかわること、大好き!」な子どもに育つ保育、です。

これからはAIの時代。楽なこと、楽なことを選んでいくと、人は何もしなくても生きていけるようになってしまうと。それは本当の幸せ?

だからこそ子ども時代に機械やデジタルに頼らずしっかり感覚器官を育て、人に言われるがままでなく主体的に生活をつくることが、これからの時代を生きる力になるんだということでした。

0歳児さん、泣いています。すぐに抱き上げず「どうしたかな?」と一呼吸おいてよく泣き声をきき、まずはおむつの確認。濡れていて訴えていることがほとんどなので「えらいね~、おしっこでたよって教えられたね」と声を掛けます。濡れたおむつをはずしてからすぐにおむつをつけてしまわず、湿ったおしりを乾かすようにぱたぱた仰ぐと、みんな一様にほ~っとしあわせな表情。おむつって、おとなが思う以上にストレスなのだと感じるひとときです。そのときに足を曲げ伸ばししたり、足のうら同士をぱちぱち合わせたりすると、それが刺激になって「自分の体」という感覚が出来上がっていくそうなんですけど、そんな小難しいことは抜きにして、子どもたちはそれが楽しくてげらげら笑います。それからおむつをつけると、さっき泣いていた原因の不快さはきれいさっぱりなくなってもうご機嫌!しっかり泣いて訴えることができると、こんなにたくさんのかかわりが生まれ、最後は「自分って生まれてきてしあわせだなあ」という実感になると思っています。泣かせることは悪いことではなく、きちんと主張のできる子どもたちに育っている証拠ととらえていきたいです。

 夏場はこんな症状に注意しましょう

・とびひ…傷がなかなか治らないと思っていたら周囲にとんであっという間に広がるのが「とびひ」です。傷を覆ってあれば登室できますが、頭や鼻の近くなど覆えない部分にできると登室できません。感染力が強いので、飲み薬も使うと速く治ることが多いです。

・アタマジラミ…同じシーツや帽子、タオルなどを使うことで広がることが多いです。0~2歳児のバンビ保育室ではあまり発生しませんが、お兄ちゃん、お姉ちゃんから移ることもありますので、まめに髪の毛をかきわけてチェックすることが大切です。不潔にしていたからなどの理由ではなく、だれにでも移る可能性があります。もし感染がわかっても登室することはできますし、だれが移っているなどの情報は漏れないように徹底しますのでご安心くださいね。

バンビ保育室

世田谷区の保育園、保育所、保育室。東京都世田谷区世田谷にあるバンビ保育室です。 産休明け0歳児~2歳児の保育を行っています。

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