9月 バンビだより

残暑が厳しいですが、子どもたちは変わらず元気です。暑さも感じていないかのようにお友だちを追いかけて走り回ったり、よじ登ったり。同じことをおとながしたら、あっという間に倒れてしまいそうです!本当に子どものパワーはすごいですね。

8月はバンビ保育室で初めて、オンラインの飲み会をしました。参加してくださったみなさんありがとうございました。印象深いのは「玄関先での送迎に変わって、どう思う?」というわたしの質問に「荷物の整理とか、いつも先生たちにお願いしちゃって申し訳ない」とか「バンビの良さが伝わりにくくなってしまうので、特に4月から入ったお友だちの保護者は早く中に入れてあげてほしい」などなどの慈悲深いお言葉…。みなさん自分のことより人の心配をしてくれるのです。それをきいただけでもオンラインに挑戦した甲斐がありました!

先日世田谷区からも手紙がありましたが、まだレベル1の状況を続けていくとのこと。各施設に応じた工夫をしながら、子どもたちの保育をできるだけ自然にやっていきたいということになっています。バンビ保育室でも時間帯やクラスによって、保護者が部屋の中まで入れるように戻したいと思って検討中ですので、もう少しお待ちください。

8月30日には、西郷孝彦先生をお招きしてオンライン講演会を開きました。バンビからも保護者、OB、職員とたくさん参加してもらえてうれしかったです。公立の学校でも、規律(校則やテスト)を見直して子どもを主人公にした取り組みができるんだ!と、みんなが勇気をもらえる西郷先生の実践。浴衣で授業を受けたり、廊下で麻雀大会が始まったり、メイクアップクラブや英語だけの調理実習や。こういう実践の上に、学力もアップしてくるのです。

物珍しくてただ目を引くことをしているのではなく、子どものことを本当によくわかろうと努力して、子どもを信じておもしろがるからこそ成り立つ実践だと感じました。

学校でのびのびとした姿を受け止めてもらった子どもたちは、卒業してからの次のステージもそういう環境を求めて、自分で工夫をするようになるとのお話でした。

まさに生きる力をつける教育ですね!

バンビ保育室からつむぎ保育園へ、そしてその先の学校や学校以外の居場所や地域が、子どもたちにとって居心地のいい場所になるといいなあと思っています。地道に、あきらめず、こつこつと。

バンビ保育室

世田谷区の保育園、保育所、保育室。東京都世田谷区世田谷にあるバンビ保育室です。 産休明け0歳児~2歳児の保育を行っています。

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